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前回のブログとはうって変わり、今度はほのぼのした光景を。

学校の近くにあるショッピングセンターの噴水付近を歩いていた時の事。


鴨の親子が水際で日向ぼっこしていました。

お母さん(?)がちょっと離れた所に座り、子供達が重なり合いながら何羽も座っています。


最初は驚かさないようにと、ちょっと遠目で眺めていたのですが、

近づいて行っても彼らは微動だにせずにドッカリ座っています。


写真を撮ろうともっと近くに寄り、結局↓の写真の距離まで寄ることができました。

(望遠では撮っていません。)


お母さんもチラッとこちらの様子を見ているようではありますが、それほど警戒している様子はありませんでした。

きっと誰も悪さをしないため、安心しきっているのでしょうかね。


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先日、家のすぐ近くで衝撃的な事件が起こりました。

歩いてすぐの所にある家の目の前で、ピストルで撃たれた男女が倒れていたようです。

2人は未だ重態らしいのですが、犯人らしき人物は拘束されました。

まだ事件の真相は分からず、もしかしたらギャングの抗争が絡んでいるかもしれないようです。


実はその事件の時間帯に、私も近くにいました。

学校からの帰るバスの中、パトカーが何台かすごい勢いで横を通過していったのです。

家の近くの方に向かっていったため心配していました。

そして昨日の朝、出かけた時に、ある家の前に『Keep out』と書かれた黄色のテープが引かれてあり、何台かパトカーが止まっていたためネットで調べてみると、この事件の事が載っていたのです。


本当にビックリです。


ただ、こういう事件はたまに耳にします。

3年前に、家から車で10分ほどの所にあるCactus club(バンクーバーの有名なフランチャイズのレストランです)内で、襲撃事件が起きました。


初めて移民した数十年前も、昔住んで居た家のすぐ近くで、ピストルによる殺人事件が起きました。

マリファナをベースメントで栽培していた家主が、トラブルに巻き込まれたようです。


これらの事件はほんの一部で、私が知っている家の近くで起きた事件です。

他でも銃の事件は起きていると聞きます。


カナダはアメリカに比べ安全だと思っていましたが、私が分かっていない部分もまだまだあるのかもしれません。









今日はランチを持参しなかったため、学校の近くのサブウェイでサブを買う事にしました。

ちょっとした列ができていたため並んでいると、突然私の左横に熱を感じました。ハッとして、何気なく左横をチラッと見ると、白人の男性が私の後ろに並んでいました。(サブウェイの場合、カウンター越しに好みを伝えていくため、縦並びではなく横並びになります。)


ちょっと筋肉質ではありますが、ごく普通のビジネスマンです。彼がその熱を発している張本人でした。右側は何ともないのですが、左側からのみ熱を感じます。(もちろん当の本人は全く気付いていません。)

日本でも一度ヒートマン(と私は呼んでいます。)に出合いました。家の近所のコンビニの列に並んでいた時のことです。日本人の30代くらいの男性で(その人もごく普通の人。普通の人という言い方もおかしいですが。)

エネルギーが大きい人達なのだろうと自分なりに分析しているのですが、エネルギーが大きい人でも、あれほど顕著に熱を発する人にはあまり会うことはありません。


そういえば、もうすぐ母の日なのですね。

すっかり忘れてました。(夫に言われて気付きました。)

今年はひどいもので、自分の誕生日も忘れていましたが、旦那の誕生日でさえ忘れてしまい大失態。

(プレゼントは買っておいたのに、誕生日の日を忘れてしまってました。)

自分の誕生日は、子供に言われて初めて気付いたほど・・・


子供の誕生日だけは忘れないように、しっかりスケジュール帳にも携帯のプラニングにも記入しておきました。











なんだか、やっとこの頃、月日の経つのが早く感じられるようになってきました。

2015年に学校が始まってからというもの、毎日毎日が長く、

まだ卒業まであと何年、あと何か月・・・と、歯がゆい日々が続き、途中何度も挫折しかけました。


この年齢で、フルタイムのスケジュールで学校に数年間も通うのは本当にきつく、足を引きずるようにして学校に通った時期もあります。

今でも決して軽やかという訳ではありませんけど。


試験もプレゼンも相変わらず緊張します。

でも今になってやっと、今日の日にちが分からなくなるほど、月日が少しだけ早く流れています。

きっと最終段階に入り、やらなくてはいけない事が山積みになっていて、そちらの方に気分が逸れているのかもしれません。


学校に通っている間、常に勉強していないといけないような強迫観念に駆られていました。

大好きな小説なども読むことができず(勉強以外の本を読むことに罪悪感を感じ・・・)、遠出をしたのも、去年の暮れに行ったイタリアへの帰省だけです。

あとはほとんど学校と家の往復。

バンクーバーの海にも2年半のうち数回行ったくらいでしょうか。

車で30分ちょっとの所だというのに。


学校の後半を過ぎて少し経った頃から中医学の面白さを感じ始めましたが、それに辿り着くまでの月日が他人より倍かかってしまったため、追いつくのが大変です。

未だにアタフタしながら勉強を必死でしていますが、とりあえず面白いと感じるようになっただけでも大金を使って通った価値があったのかもしれません。

途中で投げ出す危険性も大いにありましたから。


でもまだまだ、これからが本番です。











外国人と結婚しているというと、決まっていつも聞かれるのが、

『どうやって知り合ったの?』です。


日本に住んで居た時にもそうでしたが、カナダに来ても同じです。

聞かれるのは、どうやって知り合ったのかということだけです。


『なぜ旦那さんの事を好きになったの?』

『旦那さんのどこが好きなの?』

こういう質問はあまりされません。


もちろん他人のことはあまり興味ないというのが本音でしょうが、どうやって知り合ったのかだけに焦点をあてられる時、外国人との出会いだけに興味があるのかなと感じてしまいます。


映画のような劇的な出会いでもなく、運命的なものでもないため、毎回同じように答えを繰り返すのに飽きてしまいました。

縁があったと言えばありましたが、面倒臭いので簡単に伝えます。


なぜ好きになったのか、なぜ数十年も一緒にいるのか、そういう質問なら幾分か答えられるような気がします。


夫は適温だからです。

もっと答えられます。








自分でも十分認識しているほど、雑な性格だと思っています。

正確には、興味のある事にはとことん時間をかけますが、それ以外の事は常に大雑把です。


それ故によく身体のあちこちに傷を負っています。

転んだり、痣を作ったり、引っかけたり、包丁で指を切ったり、火傷をしたり・・・


でも面倒臭がりなので、大体唾を付けて、失礼・・・、消毒をしてバンドエイドを巻いておいたり(これは丁寧な方)、そのまま放っておいたりで、自然治癒を待ちます。

痛みには強い方で、その部分に意識を持っていかなければ大抵は我慢できます。


特に料理をしていて火傷をすることが多く、小さいものなら水で冷やすこともせず放置しますが、つい先程、数時間前のことですが、夕食を作っていたら、両手の指ほぼ全体、そして疎らに手首くらいまで熱湯がかかってしまいました。


いつもなら放っておくところですが、今回のは本当にひどいようで、さすがに作業をストップせざるを得ませんでした。(ほとんど料理は作り終えていましたが。)


一番かかってしまった左手の指全部がひどく痛み、熱くて熱くてヒリヒリしてきました。

家に一人でいたため助けを求めることもできませんでしたが、やはり元来の雑な性格が顔を出し、一瞬水に手をつけたものの、数十秒後には面倒臭くなり、オリーブオイルをつけて放っておきました。


でも水でしっかり冷やさなかったのが仇になり、どんどん手が赤くなり腫れあがってきたのです。それと同時に痛みが増し、どうにも我慢できないくらになりました。

そこで火傷用のクリーム登場。でも効き目がいまいちです。


手を動かせない、何もできない、(と言っても痛みをこらえて作業はしていましたが)状態が続き、やっと夜遅くに男衆の帰宅です。火傷の事は話しましたが、『なぜ水にしっかりつけておかなかったんだ。』と言われた後、仕事で疲れきっていた夫はすぐに眠ってしまいました。


火傷の部分が服にあたると痛いため、着替えをするのもヒイヒイ言いながらです。

顔を洗うのも痛いため、息子に『手がヒリヒリして痛いから、私の顔を洗ってくれない?』と冗談交じりに頼むと、意外にも『どうやって洗えばいいの?水が飛んじゃうじゃん。』と、本気で洗ってくれようとしました。(が、洗ってはもらってません。)


男の子なんて大きくなったら巣立っていくだけで寂しいもんだ・・・なんて思っていましたが、とりあえずのところはまだ助けてくれそうです。ちょっと安心しました。

ふと、将来の看護のことが思い浮かんでしまいました。(もちろん面倒になりたくはありませんが。)


ところがその数十分後、指の腫れが徐々に引いていったのです。それと同時に痛みもヒリヒリ感も和らいでいきました。

そして今、こうやってキーボードをたたけるくらいに回復しています。


あれだけ痛かったのが夢だったかのように、ほんの数時間で急激な変化をみせました。


いつも思うのですが、”痛み”って不思議です。

そこに意識を向けなくなった途端、腫れがスッと引いていき、痛みが取れていく時があるように思うのです。(思い違いでなければ)









学校の卒業の日も近づき(まだ数か月ありますが)、国家試験の勉強にももうそろそろ取り掛からないといけないため、ビジネスを一端閉じ、ケーススタディーも試験が終わるまでは一切止めようと思っています。


学校が2年目の後半に差し掛かってから、仕事の方はほんの片手間、もしくはブレイク中だけにするなど、かなりセーブしてきました。

こんな身勝手な仕事の仕方をしていたのに、幾らかのお客様がご連絡下さり、今まで細々と仕事を続けることができました。


ただお一人、実は、いつも後悔のような・・・不満足な思いで仕事をしてきたお客様がいらっしゃいます。もう長くいらして下さっているカナダ人の男性ですが、背も高く、厚みもある方なので、マッサージをする時にしっかり圧をかけることが出来ない、筋肉を掴むことが出来ない、という状態でした。


それまで10年間ほどは女性限定でマッサージをしてきました。そしてその後、男性の方にも指圧をするようになったのですが、ここカナダでは身体がかなり大きな方がいらっしゃいます。


悟られないように平然として仕事をしてきましたが、実際の所は筋肉を掴む作業が困難だったり、圧をかける時に(もちろん自分の体重をかけて推していますが、それがきつかったりします)しっかりツボに入っていかなかったりと、満足する仕事が出来ない時がありました。


こんな時、男に生まれれば良かったのに・・・と思ったものです。


そしてそのカナダ人男性の方には特にそんな思いが強く、一度として満足するような仕事が最後まで出来なかったのです。

そして最終日にその方にその事を伝えました。

申し訳なく思っています、と。


すると、『いや、色々な所でマッサージを試したけれど、あなたほど力強くは推してもらえなかった。十分圧が強かったよ。』とおっしゃってくれました。


そしてもう一言、『あなたの場合それだけじゃないんだ。通っていると何かエネルギーをもらえる。

だから、どんどん何か新しい事に挑戦したくなって、自分のライフスタイルが変わってきている。活動的になってきているんだ。』と言うのです。


私はもちろん、そんな風なつもりで仕事をしていません。ただ体調が良くなって欲しいと思っているだけです。

エネルギーを与えているなんて・・・私が分け与いえるほどのエネルギーを持っている?


それはありえません。

それでも、その男性が初めて指圧を受けに来られた日の事を思い出しました。

重い身体を引きづるようにのそのそと歩き、目の輝きもなく、マッサージをしていても大きなエネルギーを感じることもなかったのです。


それが徐々に徐々に変化していって、自分の身体のケアをし始め、運動もし始め、今ではあの頃より数十キロも体重が軽くなり、歩き方も軽やかで以前より早くなっています。

何より目が輝き始めました。そして最近日本に初めて旅行に行ったそうです。


私の指圧がほんの少しでもトリガーになってくれているのなら、そんな有難いことはありません。










この頃ケーススタディーのモデルになって下さる方が増え、この学校の休みの中に、仕事をする合間を見つけては鍼を打たせてもらっています。

忙しくはしていますが、自分の勉強になりますので、本当に、本当に有難いことです。

何よりも実践で学んでいくのが一番です。


そしてレポートにまとめ、モデルのお客様からはフィードバックも頂き、それを自分の資料として今後の治療方針を考えていきます。


その中でとても興味深い体験がありました。


イタリア人の方ですが、鍼はこれまでにも何度か受けたことがあるそうです。

それを聞いていたため安心する気持ちと同時に、緊張する気持ち(プロの方との違いを比べられますから)も入り混じりながら施術をしました。


一番最初に百会に鍼を打ったのですが、突然なにか言葉を発しました。

『どうしました?』と聞くと、『いやぁ・・・実は鍼が入った瞬間、氣が動くのが感じられて・・・体の中を通り抜けて足のつま先まで氣が動いていったからビックリして・・・こんな体験初めてだったから。』


私の方こそ驚きました。イタリア人のごく普通の男の人です。職業もヒーリングだとか気功だとかには全く縁がない人です。

まさか氣の動きを感じられるとは思ってもみませんでした。


そしてそれからも鍼を打っていく度に、『身体の氣が動いている』と仕切りに言います。


私も氣の動きを感じることが出来ます。初めて鍼を打つ体験を自分の身体でした時に、鍼を打った所から氣が身体の中を動いていくのが感じられ、衝撃を受けました。

それが元で鍼灸にはまっていったというのもあります。


それを感じることができるのはクラスで私だけだったため、まさか他にもこんなに敏感な人がいるとは思ってもみませんでした。しかも鍼を習ったこともないイタリア人で!


よくよく聞いてみると、昔イタリアに居た頃に、太極拳を習っていたそうです。

きっとその影響が大きいのでしょう。


一つの症状はその場ですぐに消えました。1年他の鍼に通われたそうですが、結局治らなかった慢性化した症状でした。

1年以上その症状のせいで仕事に差し支えていたため、ものすごく喜んでもらえました。


でももう一つの症状の方は、ほとんど変化が感じられなかったそうです。

こちらの方は内科の症状なため、時間がかかるのか、それとも私のやり方が悪いのか、はたまたものすごく難しいのか、1回の治療では全く効果を得られませんでした。


効果を一回で得られるもの、全く得られないもの、明暗が分かれます。

これが鍼の難しさなのだとつくづく感じます。









今年のバンクーバーの冬は、雨、雨、雪、雨、雪、雨・・・と、太陽を見る日がほとんどありません。

それが数か月も続いています。

1か月に26日も雨(または雪)が降り続いたなどということもあり、天候に気分が左右されることがない私でさえ、太陽が無性に、無性に恋しくなります。


合計すると、バンクーバーには7年半くらい住んで居ますが、こんな冬は初めてです。

しかも春の気配さえ感じられず、早咲きの(3月中旬に咲く)桜もまだ開花しておらず、いつも傘が手放せない状態が続いています。


さて、やっと最終試験が終わりました。

ブレイク中も仕事やエクストラで取っているインターンシップがありますが、ブレイクに入ったというだけで少しホッとします。

そして来月少したらまた次のセメスターが始まり、学校の卒業に向けての準備をしていきます。

というよりも国家資格の準備をしていかなくてはいけません。これが一番きつい期間となりそうです。


そう言えば、エクストラで取っている学生クリニックにいらっしゃったある患者さんが、こんな事をおっしゃっていました。

彼女は長年看護師をしている方ですが、ストレスからか、アレルギーからか、昨年から湿疹に悩まされ、この学生クリニックに通い始めて下さいました。


漢方で良くなってはいるのですが、まだ完治はせず、もしかしたらナッツ類にアレルギー反応を起こしているのではないかと疑い、ファミリードクターから紹介された皮膚科に行ったそうです。


カナダの医療システムは日本とは全く違い、皮膚科に行きたい場合も、直接自分で皮膚科に行くことは出来ません。まず、ファミリードクター(いない場合はウォ―クインクリニック)に予約して、その先生が皮膚科などの専門医を紹介してくれます。

その場合も再び専門医の予約をとらないといけないのですが、受診できるまでに大抵数か月かかると言います。

彼女も3か月待ってやっと受診することができました。


そんな風に苦労してとった予約なのに、東洋医学の治療を受けていると医者に言った途端、先生の態度が豹変し、『そういう方針をとっているなら勝手にどうぞ。それで治してください。』と怒りながら言われ、血液検査も何もせずに帰されてしまったそうです。


別に西洋医学を否定しているような事を言った訳でもなく、ただ東洋医学を試していると告げただけなのに・・・

彼女が皮膚科に行ったのは、原因を探るためと、アレルギーの有無を探るテストを受けるためでした。


もしナッツアレルギーがあるのに知らずに食べ続け、突然ひどい発作が起きでもしたら、命に関わる可能性もあるのです。検査をしてもらえなかったがために。


そんなに東洋医学は受け入れられないものなのでしょうか。

そこまで拒否反応をされなくてはいけないものなのでしょうか。

まやかしものであるなら、3000年以上もの歴史を持ち(いえ、新石器時代(1万年前~)に始まったともいわれています。)、こうやって世界に広がってはいかなかったはずです。西洋医学が入ってこなかった期間、ずっと東洋医学で治療がされてきたのですから。


ですが、意外とこういう話はあちらこちらで聞き、西洋医学の先生に鍼灸を受けていることを話すと顔を逸らされる事が多いようです。(私の学校の西洋医学を教えている元お医者さんの先生でさえそうです。)


こちらでは、ファミリードクターが専門医を紹介するシステムをとっていますが、病気や事故に遭った時に紹介されるのは、決まってフィジオセラピーであり、場合によってはカイロプラクティック、もしくはRMT( Registered Massage Therapist=カナダで通用する資格を持ったマッサージ師で、指圧などは含まれません。)です。

鍼灸師を紹介する医者は、多分ごく少数に限られていると思います。


カナダは移民が多く、開けた国であるとは思っていますが、こういう医療に関しては、まだまだ道は遠いようです。


と言いつつ、フィジオセラピストもお医者さんも、鍼を片手間に(治療の一環として)使い始める方がチラホラでてきているようです。(お客さんからの情報で知りました。)

東洋医学の分野に進出してくるという事は、効果があると感じる人もいるからということでしょう。

あまりテリトリーを侵されたくないというひん曲がった感情と、まだまだ受け入れられてはいないという悔しさとで、何となく複雑な気持ちです。







前にも書きましたが、お互いに遠慮せずハッキリ物を言い合う『家族』に鍼をするのは本当に大変です。

特にもともと鍼が大嫌いで、″鍼に通う”という概念が頭にない人にとっては、鍼を受けるという事はまるで拷問のような(大袈裟ですけど)意味を持つのかもしれません。


私の夫も子供もそんなうちのひとりです。

慢性の腰痛と坐骨神経痛持ちの夫に鍼をさせてもらうと、いちいち文句を言い、大きな声で『もう十分だ!』と叫び、怒鳴ります。それを受けて私もついつい怒り、十分に鍼を刺せないまま中途半端で終わったりしていました。


その後状態が改善されると『ありがとう』なんて、笑みを浮かべながらシラッとしてお礼を言うのですが、そんな繰り返しにもうんざりして、1か月以上鍼治療を止めていました。

もう二度としないつもりでいたのです。(何かあればプロの所にいけばいいのですから)


ところが昨日、私が学校のクリニックを終えて家に帰宅をすると、夫の方が先に帰ってベッドで寝ていました。仕事中腰と坐骨神経痛が悪化して歩くことさえ困難になり、途中で早退してきたそうです。

自分の方から鍼をして欲しいと頼んできました。


そしてその日は珍しく鍼を完璧にさせてくれたのです。(いつも文句を言って中断されていたため)

しかも怒鳴ることもなく(私も練習をしていた成果が少しでているのかもしれません)、最後まで大人しく受けてくれました。


その次の日、良くなったと言って仕事に出かけていき、職場からも『痛みがなくなって仕事ができる。有難う。』と電話をかけてきてくれたのです。


これまでどれだけ家族の心無い言葉に傷つけられてきたか・・・

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、家族というのは遠慮がない分ハッキリ物を言う為、きついことを平気で言うのです。

紙一枚で赤の他人になる関係であるというのに。

いや、血の繋がっている息子でもそうです。平気で傷つける言葉をはきます。


幸い、私は負けず嫌いで、ナニクソ根性で生きてきたため(父にも同じようにひどい目に遭わされました。)、悔しい思いをすると逆に燃えて、反発して、頑張ります。それが自分の興味ある事であれば特に。(興味のないことなら、何を言われても反応なし。どうでもよし。)

ただこういう虐げも、気を付けないといけないような気がします。私の場合は《幸い》で収まりましたが、逆境に弱く、言葉を深く受け止めてしまうタイプの人なら、それが仇になって一気にモチベーションを失ってしまうのではないでしょうか。


『やった!勝った!』

何に勝ったのか分かりませんが(おそらく自分に勝ったのかな)、いい気分に久しぶりに浸れました。


さて、いつまでこれが続くか?






kei.s

Author:kei.s
海外生活の体験記です♪

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